MDの頃には気にしていなかったこと

枯れた思考のパソコンサポートなかざわですみなさんこんばんは。

私が高校生の頃にMiniDisk、いわゆるMDが発売されました。
当時は「CDが録音できる(≒コピーできる)」なんてことを夢見、
高速頭出しを夢見、これあればもうテープ要らないんじゃない?とか普通に思っていました。
でもまあお高い機材だったので手に入れられるのは何年後なんかな?とか思っていました。
案外すぐに触る事はできて、高校の部室にあったし、部活でもすぐに音響機材として使い回すことができました。

で、当時はまったく気にしていなかった点として大きかったのは「容量」
MDは60分とか74分とかって録音時間の表記だけなされていました。テープの代替メディアを目指していたんだから自然にそーなりますし、
一番の問題として当時ご家庭にパソコンある家がまだ珍しかったので、
100MB とか書いても意味不明だったのですなおそらく。

ここ気にしだしたのは大学入って音響機材としてMD-DATA(データが入るMDがあったのですよ)を触ったくらいから。
MDってほんとはこれしかはいらなかったの!?ダマされた!とか思っていました。
そのときにはすでにCD-Rも発売されていたし、なんならDVD-RAMが見えている時代でした。
圧縮して録音している、とかMD発売当時には全くピンときていなかったことが、
容量を通すと本当に視覚的にあきらかになって、なんだかMDに対して冷めてしまいました。
なにをこんだけ頑張って居たのだろう、と。
そしてその後はCD,DVDのメディア単価、容量ともに圧倒的に差が付き、
MDは歴史から姿を消してしまうことになりました。

未だにCD-Rがコンビニで売られている現状を見ると、MDは早々に容量について手を打つべきだった、
もしくは早々にPCとかとくっつける作戦を採るべきだったのか、
いろいろなIFが出てきますが、メディアの使い勝手は抜群によかったので、そこだけはおしかったな、とたまに思い出すのです。

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