接着にならぶキツイやつ

後手に回ることがおおくてやきもきするパソコンサポートなかざわですみなさんこんばんは。

以前から爪よりきつい接着…と書いてきましたが、
ここ5年くらいのスリムノートPCに多い、溶接、という接着方法が出てきています。
パーツをそのまま糊付けすれば接着になるのですが、
溶接はパーツの出っ張った樹脂部分を溶かし固めることにより、糊を不要とした接合の方法です。
一見糊付けがないから良い接着に思えるのですが、問題はその溶接部の数の多さ。
大体3~40箇所が溶接されています。
これを1個1個切除していかないとパーツを取ることができません。
頑張ってパーツを剥がして取り替えると今度は再度溶接…ではなく、もう切除した樹脂部分を戻すことはできませんので
グルーガンなどを使って接着することとなります。
今まで溶接できていた部分がそうじゃなくなるので、強度は同等に得られますが、
パーツの水平を取り直したりなどなかなかやることが大変です。
ノウハウは溜まってきましたが、作業の煩雑さは修理の中でもかなり上位だと思いますので、
今後は修理にかかる手数料を変えざるをえないなと改めて感じました。
溶接済の部品を取ることもできるのですが、海外輸入になるので送料込みで10倍以上値段が違うのです…。

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