安全な取り外し

速やかに投降できないパソコンサポートなかざわですみなさんこんばんは。

USBメモリを取り外すときにはデスクトップ画面の右下のUSBアイコンを右クリックし、
「ハードウェアを安全に取り外してメディアを取り出す」を選択する必要がある、

とかつては言われてきました。

Windows10のバージョン1809より機能改善がなされ、
データを書き込んでいる場合以外はいつでも取り外してよい、ということになりました。
アナウンスされるされないにかかわらず、はずす人はデータが移動したら即取り外しますから、そこまで影響がないのでは、と思っていました。
ちなみに当該アップデートからはすでに2年経過していますが、いまだにそのアナウンスについて言及されたことがありません。本当にどうでもいい変更だったようです。

で、安全に取り外さないとどうなるかというと、基本なにも起こらないはずです。

ただし、これはあくまでwindows上では、という意味であって
ほかのソフトがUSBメモリにアクセスしている場合はこのかぎりではないのです。

具体的に言うとウイルス対策ソフトがUSBメモリのウイルススキャンを始めちゃった場合などは、そのまま抜くと次に差し込んだときにディスクエラーのチェックを求められたりします。

正直アナウンスの内容もわかりづらいが、エンドユーザー的には「いつ」USBメモリが書き込みをしているかなんてわかりようがないので、
面倒ですがやはり取り出す場合はひと手間かけたほうが良い、という結論になりそうです。

当店営業日は以下の通りとなります。

火曜日~金曜日 9:00-18:00
土曜日     13:00-18:00
日・祝・月曜日は定休日とさせていただきます。

備忘録がてらマニュアルの要素を書き出してみる

充電がちっとも終わらないパソコンサポートなかざわですみなさんこんばんは。

いったん知識の整理のために、もし私がマニュアルを書くならば、の上で必要なものを
書き出しておきます。

・対象となる操作範囲
・様式
・作成期間
・検収期間
・契約不適合責任範囲

大まかにわけてこの5つでしょうか。

・対象となる操作範囲
 まずは目的を設定し、その目的に到達するまでの操作手順を確定させます。
 対象となる操作範囲は限定しないとずるずると関係のない範囲までマニュアルを書き下すことになります。
 しかし対象となる操作手順の範囲内であれば可能な限りの可能性を考えて手順化します。一方で矛盾するようですが、対象となる操作以外に押せるボタンがある等の可能性の排除もこの段階ですませます。
 
・様式
 A4で書くのか、縦書きなのか横書きなのか、書式についてのあらましを決めます。大抵は任意で大丈夫なはずですが、案外忘れるのがページ番号です。
 うっかりページ番号を変な位置で決定するとその後の図表掲載に悪影響を及ぼしたりします。

・作成期間
 操作手順と様式が決定していればライティングにかかる工数は計算できます。ここに校正・検証の期間を加えると作成期間が決まります。

・検収期間
 納品してから間違いがないと確定させるまでの期間です。お客様と相談の上決定されます。よほどのことがない限り1ヶ月以内の設定となります。

・契約不適合責任範囲
 これを書くまで私の中では「瑕疵担保責任」という単語が使われていましたが、民法の改正で瑕疵担保責任という単語はなくなったみたいです、ので新しい単語で書いてみました。
 作成者、お客様、対象となるアプリやサービス等のどこに責任が由来した場合に誰が責任をとるべきなのか、という話をします。
 この話をするとき「作った人が最後まで面倒みろよ」みたいな一般的な概念は完全に捨てた方が無難です。一番面倒で一番明文化したくない部分ですが、いざ事が起こったときに一番響いてくる部分です。

この話、マニュアルならばという書き出しで始まりましたが、仕事で関わる著作物すべてにあてはまる事項ですね。このどれかがかけても納品物は完全たりえないと思います。

当店営業日は以下の通りとなります。

火曜日~金曜日 9:00-18:00
土曜日     13:00-18:00
日・祝・月曜日は定休日とさせていただきます。

パソコンの重い、軽い

年一でBTTF見ないと気が済まないパソコンサポートなかざわですみなさんこんばんは。

ふと疑問に思ったのですが、世の中の暗黙の了解に「パソコンが重い」という表現があります。
これって誰が言い始めたのでしょうか。
元来の重いの表現とはまるで意味が違いますが、事情がある人を指して「重い」という言葉はわりと昔から聞く言葉ですが、それが転じて「重い」になったのでしょうか。

わりと昔から聞く、と言ってしまいましたが、初めて聞いたのは間違いなくバックトゥザフューチャーの「ヘヴィだな」が最初です。

それを聞いたドクが「なぜ重い重いと?」と疑問を提示するシーンがありますが、
気持ちわかります。転じて重いが通じないとただの重量の話にしかならないと思います。
言い出した人はなにげなく言ったことなのでしょうが、それが今日に至るまでの慣用句になるとは想像もつかなかったことでしょう。

それにしても誰なんだろう、存命中のだれか、だとは思うのですが。

当店営業日は以下の通りとなります。

火曜日~金曜日 9:00-18:00
土曜日     13:00-18:00
日・祝・月曜日は定休日とさせていただきます。

そしてWindows8

返す掌が余分に欲しいパソコンサポートなかざわですみなさんこんばんは。

Vistaの話が出てきたのでWindows8の話もしなければいけません。
完成度が高かったWindows7ですが、マイクロソフトも同じOSを継続するわけにもいかないので(商売上の理由もありますが、セキュリティ問題が大きい)後継のWindows8というOSを出すことにしました。

これが本当に怪しからんOSでした。

Vistaでの反省をいかしてインターフェースの役割は7から曲げないで作るのかなと
のんきに構えていたら、できあがりは全く違うコンセプトで大変驚きました。

製品発表会で「マウスを使わない」と言われたとき
「あっちゃーまたそれか」と思った記憶があります。
(基本的にはタブレットpcのように、タッチで入出力という想定をしていました。)

触る人(エンドユーザー)のこと、ガン無視です。

30年近くインターフェースの中核を担ってきたマウスをひっぺがすというこの決断は
実は実験の側面があったんじゃあないか、と今では思っています。
それほどのインパクトがありました。

当時はスマホがいよいよ流行りだしてというタイミングだったので、
スマホのインターフェースに合わせてしまったのだと思います。
まずコンセプトからして間違っている。
スマホを使う人≠パソコン使う人なので急いでやり過ぎだったのではないかなと。
出た当初はデスクトップ画面も否定していました。
あまりに従来のWindowsとかけ離れていたため、リリース後1年ほどしてWindows8.1が発売されています。
結局デスクトップもスタートボタンも戻ってきました。
ただしスタートボタンは押すとタイル一覧が出てくるという人生でまれに見ることができる「コレジャナイ」でした。スタートメニューが欲しいとみんな言い続けてるのに一手間かけてタイルを表示するというのはどういうボタンの掛け違いがあったのか、未だに謎です。

当店営業日は以下の通りとなります。

火曜日~金曜日 9:00-18:00
土曜日     13:00-18:00
日・祝・月曜日は定休日とさせていただきます。

WindowsAeroそしてVista

ジンバル探しに余念が無いパソコンサポートなかざわですみなさんこんばんは。

パソコンと人間とのやりとりを司る部分の総称として「インターフェース」という単語があります。

かつてパソコンはCUI(Caractor User Interface)しかなく、
入出力は基本文字しかありませんでした。

そしてマッキントッシュやWindows入りのパソコンが発売されてから、
世の中のパソコンは一気にGUI(Grafical User Interface)へ傾きました。
基本的に言葉を知らないと全く使い物にならないCUIに比べて、GUIがもたらした恩恵は甚だ大きく、利便性のハードルを一気に下げたと思っています。

さて、便利になったGUIですが、パソコンの進化に伴ってその後もさまざま変遷を遂げ、
そして余分なことも増えてきました。
スペックに余裕が出てくると絵的に見せることが極めて重要なGUIは、
「表現力」にそのリソースを割き、本来の「入出力」という務めをスポイルするケースも多々出てきています。

一番早く気がつけたのは透過処理でした。
対象物をドラッグすればその処理が見えると思います。
次に気がついたのはWindows98のスタートメニュー。にゅっと伸びました。
Windows2000では伸びるのではなくフェードインする処理。これはしばらく続いた気がします。
Windowsは新しくなるたびに「今度のWindowsはひと味違うぜ、表現力からしてひと味違うぜ」を都度見てきました。

そして古いパソコンをバージョンアップしていくユーザーは、その「ひと味違う」をセットアップのたびに無効にし続けてきました。

見た目のパラメータが強すぎて本当に本来の機能を損なったと思っているのが
WindowsVISTAとWindows8です。

VISTAはまずほとんどなにもかもが半透明でした。イメージでもの言ってますが本当にそういう感じでした。そういう未来感でした。
透過処理ができて色数も使えて解像度もあがって本当に未来のパソコンだなー…ってプレビュー版の頃までは思っていたのですが、
とにかくパソコンのリソースを消費しまくることが問題でした。
VISTAから導入されたのが「WindowsAero」というテーマというかデスクトップ構成ですが、透過と3Dがメインとなるので2007年当時のパソコンには本当に荷が重かったわけです。

同じことをやっているWindows7以降になってようやくAeroがまともに動作するようになったと思います。
本来の役割をスポイルした結果、Vistaは見た目の豪華さとは裏腹に、OSとしてのサイクルは短いものとなってしまっています。
Aeroのみならず、アプリを立ち上げずに必要な情報だけとれる「サイドバー」もよかれとおもって実装されたのに、リソースを消費するという理由で大半の人が消していました。
(Windows7以後ではウィジェットと呼ばれるものです、少し違いますが。)

盛った結果、使い勝手が悪くなり、かつOSそのものが不安定になってしまう。
私の評価では「着想はよかったんだけど当時のパソコンでは持て余す早すぎたOS」ということになっています。
ただ、VistaがあーだったからWindows7の完成度が高まった、ということであれば
Vistaの功罪に目を向けないわけにはいかないのです。

当店営業日は以下の通りとなります。

火曜日~金曜日 9:00-18:00
土曜日     13:00-18:00
日・祝・月曜日は定休日とさせていただきます。

「また」がない案件は尊い

シーズン券を買うべきだったパソコンサポートなかざわですみなさんこんばんは。

とある案件で、とあるMODを導入するための予備作業をすることになりました。
MODがなんなのか、とかそういう説明は今はしません。ググってください。
まったく自分にとっては触れたことのない案件でしたので、下調べ…もしようがなく。
そもそも依頼からしてお客様がどう表現していいのか悩んでいるレベルだったので、
それらを画面みながら解きほぐし、最終的には導入解決に至ったのでした。
久しぶりに「この動作原理だったら私はこう動く」みたいな作業が連発できて
お待たせしているお客様はやきもきだったと思いますが、私は非常に楽しんで作業させて頂きました。
解決できなければストレスを抱えていたに違いないのですが(そして自己負担で回答がでるまで頑張るに違いないのですが)
こういう案件はいつでもぶつかりたくなります。
解きほぐす作業がまったく気にならないからこの業界で生きていけるんだろうな、と改めて思ったのでした。

当店営業日は以下の通りとなります。

火曜日~金曜日 9:00-18:00
土曜日     13:00-18:00
日・祝・月曜日は定休日とさせていただきます。

マニュアル作成

フリーランスワーテルローなパソコンサポートなかざわですみなさんこんばんは。

会社員時代苦労したことの一つにマニュアル作り、がありました。
会社員である以上はできるだけ属人性を排除した仕事のやり方が好ましいし、
水平展開出来た方が今後の組織のためになるというのは重々承知していましたが、
自分のしていることを1から並べる、というのは大変な苦労でした。
作り始めたときは自分の満足度が物差しだったのですが、
校正から帰ってきて以後は当たり前の話ながら他人の満足度、習熟度が物差しになったので大分加筆を行った記憶があります。
頭の中では理解していても大分端折っていることが多い。
私が書いていることが一つでも違っていると読んだ人はフリーズする、という
自分以外の人が炎上するという恐怖がありました。
根底には自分がしたことが全部無駄になりかねない、とう心情がもちろんあるのですが。
慣れてきたら慣れてきたで今度はすべての手順を画像に起こし、
マニュアル一単元あたりの長さが膨大になったことで作業量が激増しました。
誰に向けて何を伝えるか、というのはすべてのドキュメントを作る上で極めて重要な決めごとだと思いますが、マニュアル作りほどそれを再確認させられた仕事は後にも先にもなかったと思っています。
なるほど、外注に仕事出すときにどうしてマニュアルが標準添付ではなく別注扱いなのかなと思っていましたがこういう背景があったのだな、とそこで初めてわかったわけです。

当店営業日は以下の通りとなります。

火曜日~金曜日 9:00-18:00
土曜日     13:00-18:00
日・祝・月曜日は定休日とさせていただきます。

読み方

相変わらず色相センスがないパソコンサポートなかざわですみなさんこんばんは。

アルファベットのみの表記の新単語が出てきたときに
どうやって読むのかは悩ましい問題です。
無難にいくならアルファベットそのままで読めばいいわけですが…。

一番最初にその問題にぶつかったと思ったのはMS-DOSでした。
えむえすどす が一般的です。
知らない人のために一応かいつまんで説明すると
Windowsの前にマイクロソフトがつくったOSです。

ドス部分だけだったら友達連中がドスドス連呼していたのでよかったのですが
MSはどうすればいいんだろう。DOSがドスならMSはムスなのか?
とか考えていました。
未だになんでムスにならなかったのかちょっと謎です。ムスドスの方が短い。
(もっともマイクロソフト以外のDOSは存在したものの家庭用で混同されることはほぼありえ なかったのでMSは省いてもなんら問題なかったのでしたが。)

IEEE1394 これも悩みました。
アイイーイーイーでも大丈夫です。アイトリプルイーが正式ですが。

Xeonこれが最高に悩みました。なぜなら教授が違う読み方してたから。
本来はジーオンが正しいです。
エックスイーオーエヌで通した人はさすがに聞いたことがなかったです。
家庭用CPUではないのでそこまで混乱をもたらしませんでしたが、最初に読み方聞いた人はふりがなふっといてくれよ!と思った筆頭の単語の思い出でした。

当店営業日は以下の通りとなります。

火曜日~金曜日 9:00-18:00
土曜日     13:00-18:00
日・祝・月曜日は定休日とさせていただきます。

無制限クラウドを探して

【お知らせ】

明日1月9日(土)は15時までの営業とさせて頂きます。

ゴルフに憧れが出てきたパソコンサポートなかざわですみなさんこんばんは。

プライベートではこのところ動画編集ばかりやっています。
元々仕事のスキルとして持っていると得だよな、とはおもっていたものの、
Goproを活かしていい動画を撮影しているのにまとめるほうで滞るのはもったいないな、というのが練習始めた動機です。

で、編集はいいのですが、編集後の出力、そして素材の容量が莫大な量になりつつあります。
というかなっています。
一回動画を撮影すると素材で数百GB、5~6回やれば1TB前後の量になってしまいます。
今のところはGoproのサブスクリプションで獲得している無制限クラウドに全てアップロードしているのですが、
いろいろ問題があって、例えばファイル一覧を名前で見ることができないとか、
プレビューが圧縮版でしか見られないとか、本当に物置みたいな使い方しかできないのです。

というわけでオンラインストレージで容量無制限のを探しているのですが、
最低利用人数3人~とかしかないのが困りものです。
一旦契約してみようかなと思いましたが、年60,000円くらいのコストになるのでちょっと考えてしまいました。
6万円あれば12TBくらいのHDDが買えてしまいます。
箱は十分あるからむしろ12TBを毎年買うほうが安上がりです。

私がオンラインストレージを狙う理由はただ一つで、管理コストの削減なんですが、
すでにこんだけ管理しまくってサーバも複数台もってるのにいまさら…管理コスト?みたいな気がしてきました。
というわけでHDD買い足す方向で動こうと思います。

当店営業日は以下の通りとなります。

火曜日~金曜日 9:00-18:00
土曜日     13:00-18:00
日・祝・月曜日は定休日とさせていただきます。

Windows2000メモリアル

引きの強さに飢えているパソコンサポートなかざわですみなさんこんばんは。

1900年代末にWindows2000というOSが発売されました。
今のWindowsからは想像つかない話ですが、昔は家庭用と企業用のWindowsで別のOSが棲み分けられており、
家庭用はWindows9x、企業用はWindowsNTを使う、という時代が5年くらいありました。
理由は主に堅牢性の話から来ています。NT系の方が堅牢性は高いんだけど、
その分インストールするための機材要件レベルが高い…ということでの棲み分けでした。
堅牢性を高めるために家庭用では標準だったマルチメディア対応などが総じてオミットされているのも特徴です。
95年以後はコンピューターの発達もさることながら、
インターネットの爆発的な普及に比例して、家庭用コンピューターも爆発的に増えました。
これまた今の人にはピンとこないかもしれませんが、ほんの20数年前はパソコンのない家はザラにあったわけです。
家庭用と企業用の溝をぐぐっと縮めたのがWindows2000だと思っています。
発売された当初こそ問題だらけで、私もインストールしてすぐにやめたのですが、
サービスパック2という機能拡張第二弾が来てから、それまでと比較にならないレベルに使いやすいOSになりました。
こんなことってあるのか?くらいの衝撃がありました。
最終的にはサービスパック4まで提供されたのですが、Windows2000が長く、そして広く使われたことの証左であると思っています。
あまりのできの良さにその後発売され、とうとう家庭用と企業用が統合されたWindowsXPが逆にとても使いづらいと思ったほどです。
もちろんセキュリティ面での強化がOS変更の一番の目的で、そこを達成するために動作が重くなるのは致し方なかったことなのですが。

この仕事をそれなりに続けていると月に何度かは「昔はよかったんだけど」という声を聞かされます。
大抵の「昔」はXPのおはなしなのですが、私はそういうときこっそりとWindows2000に思いをはせていたりするのです。

当店営業日は以下の通りとなります。

火曜日~金曜日 9:00-18:00
土曜日     13:00-18:00
日・祝・月曜日は定休日とさせていただきます。