Windows2000メモリアル

引きの強さに飢えているパソコンサポートなかざわですみなさんこんばんは。

1900年代末にWindows2000というOSが発売されました。
今のWindowsからは想像つかない話ですが、昔は家庭用と企業用のWindowsで別のOSが棲み分けられており、
家庭用はWindows9x、企業用はWindowsNTを使う、という時代が5年くらいありました。
理由は主に堅牢性の話から来ています。NT系の方が堅牢性は高いんだけど、
その分インストールするための機材要件レベルが高い…ということでの棲み分けでした。
堅牢性を高めるために家庭用では標準だったマルチメディア対応などが総じてオミットされているのも特徴です。
95年以後はコンピューターの発達もさることながら、
インターネットの爆発的な普及に比例して、家庭用コンピューターも爆発的に増えました。
これまた今の人にはピンとこないかもしれませんが、ほんの20数年前はパソコンのない家はザラにあったわけです。
家庭用と企業用の溝をぐぐっと縮めたのがWindows2000だと思っています。
発売された当初こそ問題だらけで、私もインストールしてすぐにやめたのですが、
サービスパック2という機能拡張第二弾が来てから、それまでと比較にならないレベルに使いやすいOSになりました。
こんなことってあるのか?くらいの衝撃がありました。
最終的にはサービスパック4まで提供されたのですが、Windows2000が長く、そして広く使われたことの証左であると思っています。
あまりのできの良さにその後発売され、とうとう家庭用と企業用が統合されたWindowsXPが逆にとても使いづらいと思ったほどです。
もちろんセキュリティ面での強化がOS変更の一番の目的で、そこを達成するために動作が重くなるのは致し方なかったことなのですが。

この仕事をそれなりに続けていると月に何度かは「昔はよかったんだけど」という声を聞かされます。
大抵の「昔」はXPのおはなしなのですが、私はそういうときこっそりとWindows2000に思いをはせていたりするのです。

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投稿者: pasonaka

SE歴15年 好きこそものの上手なれでパソコンが生業となりました。 ラジコンやらボードゲームやら趣味は多岐にわたります。

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