フリーランスラストダンジョンのパソコンサポートなかざわですみなさんこんばんは。
今日では何でもHDMI端子でくっつければとりあえずディスプレイに映すことはできる、という夢のような時代になりました。
おそらく我々の世代が一番多くの入力端子と向き合ってきた世代だとおもうのですが、
RF端子、RCA端子、S端子、VGA端子、D端子、HDMI
ゲーム機に採用されてきた端子だけで書き出すとこんな感じになりました。
6個、意外に少ない。
(HDMI統一世代からしたら6倍も!ですが)
もともとゲーム機はVHF信号に割り込んで映像を映すのが一般的でした。
旧ファミコンなどがその代表格です。
そのうちビデオが一般に普及してからいわゆる「ビデオ端子」が流行りまして、
(RCA端子、がそれにあたります。)ツインファミコンやメガドライブで対応するようになりました。このときから音声と映像が別のケーブルで接続することになります。
上の記載は右にいくにしたがって後発の端子、そしてそれぞれの端子の解像度が上がっていきます。
この中でS端子とVGA端子の間の映像クオリティに決定的な断絶があります。
それまでのアナログ方式の映像はRGBの3色をまぜて色表現をするという方式でした。
で、その信号をできるだけ単純化していって普及させていく、というのがそもそものコンピューターゲームが投影する映像方式の分岐でした。
しかしながら補正をかけるものですから、当然画面は劣化していきます。
コンピューターはデジタルで映像を出力し、基本的にRGBの値を持っているのだから、そのままRGBで表現できたほうが映像がクリアになるのです。
というわけで、RGBが表現できるモニタを持っていればダイレクトにRGBの信号をテレビに入力したくなるというのが人情。
たとえRCAの映像だとしても、出来るだけきれいになるように出力したいと夢見たのでした。
そこで登場したのがアップスキャンコンバータというアイテムでした。
今でもamazonなどでビデオ端子をHDMIに変換する装置が山のように売られていますが、あれです。
アップスキャンコンバータを買った頃の私はそのコンバータがビデオ信号をRBG信号にしてくれる、という認識はしていましたが、
では具体的にどういう変換なのか、そもそもアップスキャンとは、みたいな所に思いをはせていませんでした。
装置の働きに対する認識はそれでいいのですが、もう少しアップスキャンという単語について考えておけばよかったな、と今ではおもうのです。
ちなみに正解はRCA端子等の低い水平同期周波数の映像をVGA入力に対応させるように水平同期周波数を上げる、という働きのことです。
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