統一されていなかったあのころ…

思い込みの激しいパソコンサポートなかざわですみなさんこんばんは。

今でこそWindowsのファイルフォーマットが、Officeのファイルフォーマットが標準化されてきた感がありますが、
その昔のデジタルデータというものは全然規格に統一性がありませんでした。
フォーマットってそもそもなんぞや、って話になるんですが、
簡単に説明する場合は白紙に罫線を引く、それがフォーマットすることであり、書式なのだ、
というようにしていました。

実際は出来上がったデータをどうデジタルのファイルにまとめるかを決めたモノ、というのがフォーマットということになります。
いかなるコンピューターでもデータを保存する場合は、
作成・表示された文字なり絵なりを0と1の塊にする必要があります。
たとえひらがなだろうがカタカナだろうが8色だろうが256色だろうが、
すべて0と1になるのです。

で、その0と1の羅列の仕方を決めたモノがフォーマットなのです。

今でこそWordだったらdoc形式、Excelだったらxls方式、
画像なGIFやjpgなどフォーマットというものが統一されてきたから、
いかなるコンピューターが作ったファイルでも同じフォーマットなら読めてしまう、ということが出来るわけです。

昔はそれが無かった-各社、各機種毎にフォーマットは好き勝手に決められ、
そしてその決まった機材でしか再生することが出来ないモノがあったのです。

たとえばワープロでフロッピーに保存した文書をパソコンで読めませんでした。
たとえばデジカメで撮った写真のメモリーカードを取り出しても専用ソフトなしでは画像を見ることが出来ませんでした。

数々の不便を乗り越えて今があるのです。

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投稿者: pasonaka

SE歴15年 好きこそものの上手なれでパソコンが生業となりました。 ラジコンやらボードゲームやら趣味は多岐にわたります。

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