ネットワークに夢を見ることができなかったあの頃

首寝違えてすべてのやる気が消失していたパソコンサポートなかざわですみなさんこんばんは。

キャプテンシステム

まだNTTが電電公社という会社だった頃に企画された、電話回線を使った情報共有サービスです。
学研で読んだので存在は知っていたものの、どこでどうやって利用するかについては企画当時はあまり大々的にはアナウンスされていませんでした。
私もその記事で読んだ「駅などで利用可能」しか見ていませんでした。
当時小学生だったのでそのシステムを使うために駅に行こうとは思いませんでしたし、
いろんな情報共有ができる、と言われても「情報ってなに?」状態でした。

いまやネットワークなしに我々の生活は成り立たないし、情報共有しない現在なんてまったく想像も付かないのに。

ではなぜ魅力的に映らなかったか。
まず「情報」というものに価値が見いだせていなかったことが大きい。
知りたいことは図書館に行けば大体調べることができたし、それ以上の事をってなると自分のキャパシティを越えたか、
あるいは時間に遮られて情報の収集をあきらめたかどっちかでした。

他愛のないことを調べるゆとりもなかったと思います。

というわけで世間にさほど魅力を示せないまま2002年にひっそりとキャプテンシステムは幕を閉じました。
とはいえまだ20年経っていないのですね。
いまのビルになる前のJR長野駅MIDORI口付近にあったのをなんとなく覚えています。

ふとこの話、単語が出てきたのはつまり、コンテンツが魅力的に映らない人の気持ちを理解し、そして反芻するためなのでした。

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